前のブログでも紹介しましたが、積水化学が和歌山県の「企業の森」事業に参画しましたが、今回第1回目の植林を行いました。場所は熊野古道館近くの田辺市中辺路町にある2.7haの山林です。

日本の国土の70%近くを森林が占める(和歌山県では90%)、世界屈指の森林国ですが、残念ながら林業に携わる人が少なくなっていて、人工林(杉、ヒノキの植林)の手入れが十分出来なくなっています。手入れ不十分(間伐しない)な人工林では、成長に伴い木々が密集し光が地面まで届かないので下草など植物の多様性が低下し、養分・水分を単一種の杉やヒノキが取り合いして折角植林した木が弱く(商品価値が極端に低下)なってしまいます。このような森林では、土中の微生物も単純化し、昆虫や小鳥、動物達にとっても住辛い環境となりもはや豊かな森とは言えない状態といえます。里山の動植物が回復し森が豊かになってこそ、生物が繁栄し、適度のミネラルが川に流れ川も海も綺麗になり、海も豊かになるのが自然本来の良好な循環となります。
そこで和歌山県では、手入れが出来なくなった植林地の山の持ち主に対して企業を斡旋し企業は山を借地し地域固有の里山に自生している木々の苗を植林することにより自然本来の多様性ある森を回復しようというのが事業の狙いです。


今回、田辺の森林組合の皆さんに御指導を頂き36名で6種類(ケヤキ、くり、山桜他)約500本の苗木を植えましたが、今後10年ぐらいは、毎年植林と手入れを継続する必要があります。10年経過したらその後は何もしなくても自然の天然林に近づいて行くとのことです。
普段の手入れは(動物の食害から守る、土砂の流失防止、雑草刈等)森林組合の皆様に委託することになりますが年に1回は大勢社員を引き連れて木々の成長を楽しみに通いたいと思います。

作業を終え、皆さんに挨拶したのですが流石に疲れた顔で挨拶してしまいました。
でも大変ちっちゃな事ですが地球に良いことしたなという満足感はありました。
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